2021年1月
●海外FXで法人化を検討
2019年、海外FXで何だか勝てるようになってきたので、法人化を検討。
そして、2020年1月からインターネットで法人化について調べる。
弁護士費用や会計処理など、色々調べてみるけど、ネット上に大した情報は記載されていませんでした。
それもそのはず、記事を書いている大半の方が海外FXの法人化未経験。
2021年2月
●会社設立
色々あったんですが、最終的に、会社設立には会社設立freeeを利用しました。
理由は、ネットの記事を見て”これを使えば自分1人で会社設立できる”と思ったからです。
実際やってみて、非常に簡単だったので、かなり得した気分になりました。
※行政書士に頼むと10万円程度かかります。
※電子定款になります。
会社設立の流れ
※上の画像は管理人が資本金200万円で海外FXの1人株式会社を作った時の画像です。行政書士の方曰く、発行可能株数は1万株位にしておくのがいいそうです。
(1)会社設立freeeで会社設立
(2)公証役場⇦持っていくものは会社設立freeeの画面でアナウンスがあり
(3)資本金の入金⇦やり方などは会社設立freeeの画面でアナウンスあり
(4)法務局に登記書類の提出⇦このタイミングで15万円の登録免許税を支払います。持ち物などは会社設立freeeでアナウンスあり
(5)登記完了後、登記事項証明書交付申請書、印鑑カード交付申請書、印鑑証明書交付申請書を会社設立freeeからダウンロードして法務局に提出
(6)そのまま法務局で印鑑カードを受け取る。また、履歴事項全部証明書(法人)と印鑑証明書(法人)を必要枚数(管理人は2枚ずつがおすすめ)購入する。
(7)税理士と契約
ここまで読んで、”わけわからん!!”ってなって人が多数いると思いますが、会社設立freeeでやってみればドンドンやるべきことを指示してくれるので、安心して下さい。(^^)/
ちなみに、登記完了後、税務署や市区町村などに提出書類はまだまだあります。
例えば、法人設立届出書、青色申告の承認申請書、源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書、給与支払いの~~etc…って感じです。
管理人はこれも自分でやりましたが、税理士と顧問契約を結ぶときに、”やってなかったら残りの手続きは無料でやります。”っていうところが多かったので、ここは税理士と顧問契約を結んで任せるのが無難です。
自分でやると結構大変でした。
会社設立に必要な費用
(1)資本金⇦管理人は200万円
(2)設立にかかる登録免許税(15万円)⇦法務局
(3)会計設立freee印鑑・黒水牛(1万7,181円)⇦会社設立freee
(4)認証手数料・その他手数料(約5万1,120円)⇦公証役場で支払い
(5)電子定款手数料(5000円)⇦行政書士アトラス総合事務所に振込
(6)資本金を振り込んだ通帳のコピー(10円×3枚=30円)⇦コンビニ
(7)電子定款受け取り用DVD-R(98円)⇦ビックカメラで購入
(8)個人の印鑑証明(300円×2枚)⇦近くの役所
(9)印鑑証明(450円×2枚=900円)⇦会社設立後に法務局で取得
(10)登記事項証明書(600円×2枚=1,200円)⇦会社設立後に法務局で取得
トータルで資本金+その他(22万6,129円)が必要になります。
銀行口座を作成するまでは資本金に手を出せないので、資本金とは別に、最低でも手元には30万円ほど用意しておきましょう。
そのお金に関しては、のちに会計ソフトで”短期借入金”という形で処理して、後から自分に返済という形で処理すれば問題ありません。⇦私の顧問弁護士はそのように処理しました。
(1)印鑑の購入は慎重に!!
設立freeeで会社設立を進めていくと、最初の方のページで、印鑑の購入をするかどうかの選択画面が出てきます。
ここで印鑑を購入する人は注意が必要です。
会社設立freeeで最初に入力した会社名が間違っていないか確認してください。
社名を間違えて入力していた場合、間違った社名で送られてきます。
また、印鑑注文後に会社設立freeeで入力した社名を変更した場合も、最初に入力した社名で印鑑は送られてきます。
印鑑注文後に”会社名をやっぱり○○に変更しよう”と思って変更して会社を設立した場合、印鑑代(1万7,181円)をどぶに捨てることになります。
※管理人はこれで失敗しました。
(2)会計freeeの年契約はとりあえずやめておきましょう。
会計freeeを年契約しないと、電子定款利用の事務手数料(税込み5,500円)が発生します。
しかしながら、このタイミングで会計freeeを年契約することは絶対におすすめしません。
●管理人の失敗談
管理人はこのタイミングで会計freeeベーシックプラン年払い(4万7,760円)を契約しました。
しかし、最終的に、この4万7,760円はどぶに捨てることになりました。
理由は、3月に税理士と契約したんですが、その時に”こちらが指定する弥生会計の会計ソフトを使ってください”と言われ、別途、買い切りの会計ソフトを3万円で購入することになりました。
会計ソフトは税理士と契約してから購入しましょう。
2021年3月
●弁護士と契約
費用は初年度のみ月1万円(決算料込み)。
3ヵ月に1回面談。
という内容でした。
このタイミングで税理士指定の会計ソフトを購入。
会計処理は月に一回
FXの取引収支は月単位で1ヵ月に1回会計処理をしています。
会計処理は毎日しないといけないという方もいますが、私の顧問税理士の方は1ヵ月に1回でいいとおっしゃってくれました。
経費について
本社は自宅という事になっています。
FX取引にネットは必須なので、自宅の固定回線は法人名義に変更しました。
これは全額経費です。
その他、パソコン代と携帯電話本体の購入代金くらいですね。
正直、あまり経費に出来るものは多くありません。
FX取引だけだと、車のガソリン代も経費にはできないと言われました。
賃貸物件に住んでいる方はどうでしょうか??
正直、賃料全額いけそうな気がしますが、税理士さんに直接聞いてみて下さい。
私個人の意見としては、イケると思います。
※株式会社での話です。
株式会社と合同会社
株式会社と合同会社どっちがいいのか・・・。
正直、自分は株式会社の方が”かっこいいし”後から”別の事業を追加しよう”と思った時に有利だと思ったので株式会社にしました。
合同会社の方が設立費用、維持費用は安いですが、どっちがいいかは人によりますね。
銀行口座について
銀行口座は簡単には開設できません。
管理人も、地元の銀行3行に加え、三井住友銀行を申し込んだんですが、全滅でした。
銀行の方に理由を聞いたところ、口座を開設できなかった1番の理由は、事業目的が怪しすぎるということでした。
外国為替証拠金取引。
これが1番印象を悪くしているそうです。
また、どの銀行からも口座を開設する時に事業実態が証明できる書類の提出を求められるんですが、まだ取引を開始していないので、銀行側に事業実態を証明できません。※そもそも、銀行口座を開設しないと取引ができません。
それに加え、通常は会社のホームページも確認されます。※まあ、持ってないんですがね・・・。
そもそも、海外FXでお金を増やすのが事業のホームページって・・・逆に怪しすぎますよね・・・(;^ω^)
ということで、基本的には街中に支店を持つ銀行口座を開設することはできません。
どうしても、街中に支店を出している銀行で口座開設をされたい方は、FXや不動産投資などの投資や投機事業を事業目的から外しておくのが無難でしょう。
そんでもって、銀行口座が作れたら、FXや不動産投資などの投資や投機事業の事業目的を追加するのがよさそうです。
ちなみに、ネット銀行のPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)では口座を開設出来ました。
ですが、swiftコードがなく、海外FX口座に入金することは出来ても、出金することができませんでした。
やばい、やばい、やばい・・・っと思って出金できそうなネット銀行を必死で探しました。
そこで見つけたのが”住信SBIネット銀行”
●住信SBIネット銀行が圧倒的におすすめ!!
通常、法人の銀行口座開設には約2週間もかかります。
それに加え、沢山の添付書類を要求されます。
それが、住信SBIネット銀行なら2営業日~3営業日で口座開設完了。(管理人は3営業日で口座開設完了!!)
更に!!添付書類がめっちゃ少なかったです!!(通常の3分の1以下でした!!)
もちろん、swiftコードもあったので、海外FX口座からも出金できました!!
ちなみに、管理人が利用している海外FX口座はGemForexになります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事が皆様の参考になれば幸いです。