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XM|Zero口座(ゼロ口座)手数料から解るメリットデメリット

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はじめに

この記事では、XMTradingのZero(ゼロ)口座について詳しく特集します。

この記事は目安として、5分~10分ほどで読み終える内容になっています。

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Zero口座とは?

Zero口座

XMTradingにはスタンダード口座、マイクロ口座、そして今回解説するZero(ゼロ)口座の3種類の口座があります。

スタンダード口座やマイクロ口座は日本国内のFX業者と同じく、取引手数料はかかりません(スプレッドのみ)。

しかしながら、XMTradingのZero口座は取引毎に手数料が発生します。

ですが、だからと言ってZero口座よりもスタンダード口座やマイクロ口座の方が優れているとは限りません。

むしろ、管理人はZero口座の方が圧倒的に優れている思っています。

では、その理由を見ていきましょう。

Zero口座の手数料

XMTradingのスプレッド

Zero口座の優位性を解説する前に、Zero口座の取引手数料を解説します。

まずは上のトレード画面をご確認ください。

これは、2020年2月17日(月)22時20分に撮影したものです。

画面左がZero口座のトレード画面、画面右がスタンダード口座のトレード画面です。

Zero口座はこのスプレッドに加えて、片道10万ドルあたり5USDの手数料が発生します。

例えば、ドル円10万通貨の往復取引をすると10USDの手数料が発生します。

あまりピンとこない方も多いと思うので、実際にトレードしてみますね。

Zero口座

ドル円を10万通貨買ってみました。

スプレッドのマイナス100円に加えて、手数料が1099円発生しています。

ちなみに、管理人が使っている取引ツールはMT4なので発注と同時に往復分の手数料が発生しましたが、取引ツールがMT5の場合は発注時に5USD、決済時に5USDの手数料が発生します。

次に、ユーロドルで取引手数料を計算してみましょう。

ユーロドルの現在のレートは1.0836です。

1ユーロ買うには1.0836ドル、10万ユーロ買うには10万8360ドル必要です。

何が言いたいかというと、Zero口座の手数料は往復10万USD分の取引に対して10USDの手数料が発生します。

今回は10万8360ドル分の取引になるので10.836USDの手数料が発生します。

Zero口座の手数料

それでは答え合わせです。

手数料の計算は1.0836USD×ドル円レート109.9円×10=1190.8764円です。

正確には小数点以下0.8764円が繰り上がって1191円の手数料が発生しています。

Zero口座の手数料の計算は結構難しいので1度では理解できないと思います。

ですが、2回3回とこの記事を読み返して頂くと理解していただけると確信しています。

ちなみに、ユーロ円やポンド円などのドル円以外のクロス円の手数料はドルストレートの手数料と同じになります。

例えば、ユーロ円ならユーロドル、ポンド円ならポンドドルと全く同じになります。

Zero口座の取引手数料
勝子
勝子
見ての通り、先ほどのユーロドルと取引手数料は全く同じになります。
どうして同じになるかは説明できませんが、どうしても気になる方は調べてみてください。

Zero口座のメリット(優位性)

XMTradingのスプレッド

Zero口座の手数料でZero口座の手数料については理解できたと思います。

それでは、改めてZero口座(画面左)とスタンダード口座(画面右)の取引毎に発生する”コスト”を比較してみましょう。

★ドル円10万通貨あたりの取引コスト★

Zero口座:スプレッド100円+手数料1099円=1199円

スタンダード口座:スプレッド1700円+手数料0円=1700円

★ユーロ円10万通貨あたりの取引コスト★

Zero口座:スプレッド400円+手数料1191円=1591円

スタンダード口座:スプレッド2000円+手数料0円=2000円

★ポンド円10万通貨あたりの取引コスト★

Zero口座:スプレッド1100円+手数料1430円=2530円

スタンダード口座:スプレッド3300円+手数料0円=3300円

★ユーロドル10万通貨あたりの取引コスト★

Zero口座:スプレッド100円+手数料1191円=1291円

スタンダード口座:スプレッド1700円+手数料0円=1700円

★ポンドドル10万通貨あたりの取引コスト★

Zero口座:スプレッド300円+手数料1430円=1730円

スタンダード口座:スプレッド2000円+手数料0円=2000円

こうして比較してみると、Zero口座の取引コストの方がスタンダード口座の取引コストよりも10万通貨あたり400円~700円位優れていることが見てわかります。

このように、”取引コスト”という観点から見るとZero口座で取引した方が圧倒的にお得と言えます。

Zero口座のデメリット

Zero口座

Zero口座のメリットについてはZero口座のメリット(優位性)で解説しましたが、Zero口座にもデメリットがあります。

★デメリットその1.最大レバレッジが500倍★

スタンダード口座の最大レバレッジは888倍ですが、Zero口座の最大レバレッジは500倍です。

※口座残高が200万円以上1000万円未満の場合はスタンダード口座もZero口座もレバレッジは200倍に制限されます。また、口座残高が1000万円以上の場合はレバレッジは100倍まで制限されます。

★デメリットその2.ロイヤリティプログラム対象外★

往復10万通貨あたり10XMP~20XMP貯まるロイヤリティポイント。

Zero口座はこのロイヤリティポイントが対象外です。

※5分以内のトレードはスタンダード口座も対象外。

★デメリットその3.ボーナスが対象外★

XMTradingで実施しているプロモーション(キャンペーン)とボーナスが対象外。

例えば、XMTradingで初めて口座開設すると3000円分のボーナスが貰えるのですが、Zero口座の場合はこの口座開設時のボーナスが貰えません。

Zero口座を開設するか悩んでいる人へ

この記事を読んでいる多くの方がスタンダード口座(またはマイクロ口座)とZero口座、どちらの口座を開設しようか悩んでいるかと思います。

また、既にスタンダード口座(またはマイクロ口座)を開設済みでZero口座を追加で開設するか悩んでいる方もいると思います。

少しおさらいすると、スタンダード口座はボーナスが貰える代わりに取引毎のコストはZero口座よりも大きくなります。

逆に、Zero口座は取引コストが小さい代わりに入金ボーナスなどのキャンペーンが対象外となっています。

こうして見てみると、どちらの口座にも利用するメリットは存在します。

スタンダード口座には入金ボーナスなどの特典があるのでスイングトレードなどの長期トレードに向いています。

逆に、取引コストが少ないZero口座はデイトレードなどの短期トレードに向いています。

結論

やはり、スタンダード口座とZero口座は状況によって使い分けるのが1番ではないでしょうか?

管理人自身も両方の口座を保有しています。

管理人の場合はちょっと長期で持ちたいなと思ったらスタンダード口座で、短期トレード狙いで相場に張り付いている時はZero口座でトレードしています。

ABOUT ME
オールブルー
管理人の"オールブルー"です。 年齢は35歳、投資は株取引とFXを中心に20歳からバリバリやってます。 ちなみに、株取引はマネックス証券、FXはGemForexを利用しています。 Twitterやってます。応援よろしくお願いします♪⇒@KAIGAIFX222