FXで勝てるか負けるかは運できまる。
つまり、「運ゲーだ」。
そう口にする人は結構多い。
ですが、私はこんな風に考える。
「多少は運に左右される部分もあるけれど、基本的には、トレードが上手い人が勝って下手い人が負ける。それがFXだ。」
今日は、そんな私が体験した、最悪についてなかった日の話をしていこうとおもう。
久しぶりに大金を入金
久しぶりにまとまったお金が私の口座に振り込まれた。
ふふふふ。
三度の飯よりFXが大好きな私はGemForexという海外口座に16万円を入金した。
「このお金を元にガツンと稼いでやる!!」
海外口座
海外口座は知っている人も多いと思うが、レバレッジ25倍の規制がない。
なので、レバレッジ1000倍や2000倍なんていう業者も多く存在する。
私が利用しているGemForexもレバレッジ1000倍でトレードできるので、16万円と言っても大きなロットで取引が可能だ。
そのため、16万円を1週間で100万円にすることも夢ではない。
豪ドルロングで+5万円
月曜日の朝、豪ドルがグングン上がってきた。
その時点では豪ドルを無視していたのだが、豪ドルが高値を更新したのでロングで飛び乗った。
結果は、50万通貨ロングして10PIPS抜けたので、いきなり5万円のプラスとなった。
かなり幸先のいいスタートだった。
しかしながら、ここからが悪夢の始まりだった・・・。
豪ドルショート40万通貨
豪ドルが更に上昇してきたので、豪ドルを20万通貨ショート。
しかしながら、全く勢いが収まらない・・・。
更に上昇する豪ドル。
そして、流れが止まった。
止まったのだが、ポジションが-3万円の含み損を抱えていた。
「きえええい!!」
私は気合で豪ドルショートを20万通貨ショートした。
もう、後へは引けなくなった。
他通貨のスキャで+5万円
ドル円とユーロドルのスキャルピングで25000円×2=5万円。
朝のプラス5万円と合わせると、合計+10万円になった。
しかしながら、豪ドルは更に上昇してとんでもないことになってきた。
逃げ場到来
豪ドルショート40万通貨が±0円のところを行ったり来たりしていた。
そして、私は決断した。
「ここで切る!!」
±0円のところで、私の手がポジションをタップして、クローズのボタンを押そうとしたその瞬間、豪ドルが跳ねた。
「うぅぅぅ、、、まあ、すぐ戻るだろうから、戻ったら切ろう。」
私は、すぐに戻るだろうと思って、ポジションを切るのを後回しにした。
戻ってこない豪ドル
その後、豪ドルはグングン上昇。
含み損の金額は10万円を突破してきた。
「マジかよ・・・。ついてねぇ・・・。」
悔やんでも悔やみきれなかった。
±0円からはねたと言っても-7000円程度。
珍しく、±0円にこだわった結果がこれかよ・・・。
私は吐き気がした。
豪ドルショート20万通貨追加
豪ドルが少し落ちてきた。
ここが最後のチャンスと思った私は、豪ドルを更に20万通貨ショートした。
合計60万通貨だ。
だがしかし、一向に落ちてこない豪ドル。
それどころか、豪ドルは更に上昇した。
入金するか悩む
銀行口座にはトレード資金として3万円だけ残していた。
17時に反転するかもしれない。
そう思った私はこれを入金しようか悩んだが、60万通貨だと焼け石に水だろうと思い、入金しなかった。
そして、これが悲劇を生んだ。
最悪の結末
豪ドルの上昇は16時48分にピークを迎えて、私のポジションを全てロスカットに追いやった。
ロスカットレートは平均0.670。
豪ドルのトリプルポジションで約26万円のマイナスである。
気持ちが悪い・・・。
本当に気持ちが悪かった。
そして17時ぴったりに豪ドルの暴落が始まった。
一気に10PIPS落ちた豪ドルは、15分後には50PIPSも下落した。
50PIPS×60万通貨=約30万円である。
「マジかよ・・・。」
この日のトレードは本当についていなかった。
記事を書き終えた今でもイライラが止まらない・・・。
長期で考えると、運が勝敗を左右することはあまりないが、短期的には運がトレードの勝敗に最も左右するのは言うまでもない・・・。
マジでイライラする。