五十日(ごとうび)
日の一の位が5日・0日(月6回)の日。
例えば、5日、10日、15日、20日、25日、30日又は、月末日です。
土日祝日の場合
ただし、五十日が土日祝日の場合、その前後の日を五十日とすることもある。
前後にずれた五十日のことを、みなし五十日という。
例えば、2月29日が2月の最終日だとすると、2月29日が月末日のみなし五十日になる。
また、5月30日が土曜日、あるいは5月31日が日曜日の場合には、5月29日が最終営業日となり、月末日のみなし五十日になる。
五十日仲値
五十日の仲値(朝9時55分)の時間に輸出入企業などの米ドル需要が集中するといわれている。
そのため、五十日の仲値前にはドル円の値が上昇することが多い。
五十日仲値の為替の上昇傾向は、絶対ではないが、アノマリー的な要素である。
五十日仲値は、絶対上がる!と、信じる信者も多い。
※アノマリーとは、理論で説明できない、経験的に過去のパターンと同様の現象が起こること。
土日祝日の場合
ちなみに、五十日が土日祝日の場合、その前後の平日を五十日とするのだが、企業によって送金などのタイミングがずれるため、前か後か断定することは難しい。
その前後にずれた五十日のことを、みなし五十日といい、普通の五十日と分けて呼ぶことが一般的だ。
ただ、為替は前日の仲値の方が上昇しやすい傾向にある。
仲値(なかね)
金融機関が外国為替取引をする際の基準となる値。
この値は朝9時55分の為替の値を参考に決められる。
ただし、土日祝日は、金融機関がお休みのため、仲値決めは行わない。
両替も、土日祝日は金融機関がお休みのため実施されない。
両替を行う場合は銀行営業日に行う。
ようするに、仲値とは銀行営業日に銀行が両替をするための値である。
仲値を狙ったトレードで連戦連勝
五十日でなくとも、仲値の朝9時55分にはドル円がその日の高値をつけやすい。
仲値トレードとは、仲値前にドル円をロングして、仲値(9時55分)にドル円が高値をつけたところで売り抜ける手法だ。
私は、この手法で連戦連勝している!!
ちなみに、普通の人は朝9時に東京市場が開いてからドル円をロングするが、私は朝8時にロングする。
1時間早い朝8時からの方が、値幅がより多く取れるからだ。
正直、朝9時からではドル円がある程度上がっているので、そこからロングで入っても大した利益を出せる気がしない。
もちろん、利益確定は9時55分。
ただ、それまでにある程度の利益が出たら利確する。
仲値の9時55分にこだわらず、できるだけ利益がある状態で決済することが常勝の秘訣だ。
仲値後も2度おいしい
最近の傾向として、仲値後に下げて、仲値で上げた分を戻す傾向がある。
これを狙ってドル円をショートする。
これが仲値後のショートトレードだ。
実は、このトレードは結構うまくいくことが多く、これだけで喰っている仲値トレーダーも数多く存在する(多分)w。
仲値トレードはロングで取って、ショートで取る。
1回で2度おいしいトレードだ。
本当においしくてやめられない。
私は仲値トレードが最強のトレード手法だと確信している。