はじめに
私は福岡市在住の35歳独身。
2018年、一身上の都合により、東京の○○○電気でケータイ販売をしていた私は地元福岡に帰ってきました。
福岡に帰ってきた私は、地元のスマホショップで働きました。
ですが、ここが思った以上に・・・。
スマホショップの闇を味わった私は2018年12月末、スマホショップを退職。
約4年半にわたって携わってきたケータイ業界から足を洗いました。
その後は、友人からの誘いで始めたアフィリエイト(ブログ)を開始。
最初の3か月間はほとんど報酬が発生しなかったものの、半年後には月間+10万円を達成しました。
その後もアフィリエイト報酬は順調に伸び、今ではコンスタントに40万円~50万円くらいは稼げるようになりました。
順風満帆だった海外FXのアフィリエイトですが、2020年になってから口座が全く開設されなくなりました。
検索順位も大きく落ちて、お先は真っ暗。
チラシ配りなども試してみたのですが効果はありませんでした。
そこで、私は新しい扉を開くことにしました。
起業を決意
海外FXアフィリエイトも頭打ちになってしまった今、何か新しい収入源を開拓する必要があります。
「とりあえず、起業しよう」
正直、誰かに雇われて働くのはもううんざりなので、会社を作ろうと思います。
「どんな会社を作ろ??」
「私にできることってなんだろう??」
色々考えた結果、私の強みである携帯電話、スマートフォンの知識を生かせる会社を作ることにしました。
主な事業内容は携帯電話、スマートフォンの買い取り、販売、レンタルといった内容で、ゆくゆくはMVNO事業者(格安シム)の代理店業などもできればいいなと思います。
知識ゼロの私が向かった先は
福岡市天神大名にある「福岡市 スタートアップカフェ」。
ここでは、無料で起業の相談(起業の申請も手伝ってくれます)が受けられます。
ちなみに、大阪や東京にもスタートアップカフェはあります。
※東京は「スタートアップハブ 東京」
とりあえず、知識ゼロの私はここに行ってみました。
受付の人「予約はされていますか?」
・・・。
わざわざ福岡天神まで足を運びましたが、どうやら、起業相談を受けるには予約が必要なようです。
受付の人に予約をしていない旨を伝えると、受付の人が予約のやり方を教えてくれたので、その日は翌日の13時に予約を入れて帰りました。
翌日、起業相談を受けてくれた人は会社を2つ持っている経営者の方でした。
「どういった事業を考えているのか?」
ケータイの買い取り、販売、レンタルなどを生業にするリサイクル事業です。
「株式会社?合同会社?どちらを考えているのか?」
合同会社で考えています。
「資本金はいくらくらいで考えているのか?」
50万円くらいで。
「お金を借りる予定はあるのか?」
ないです。
いや~、たくさん聞かれました。
会社設立は株式会社で
まず、企業相談に乗ってっくれた方に合同会社を否定されました。
その方曰く、合同会社は信頼性が低いので、日本人が合同会社を設立するメリットはないとのこと。
また、合同会社で起業して成功した方のほとんどが合同会社から株式会社に変更するといったことも教えてくれました。
株式会社は手続きが合同会社よりも若干複雑でめんどくさいといったイメージを持っていた私ですが、めんどくさがらず、株式会社で起業しようと思いました。
お金は借りれるときに借りるべき
お金に余裕があるとき、銀行はお金を貸してくれる。
ですが、お金に困っているときに銀行はお金を貸してくれない。
起業の相談に乗ってくれたのの話を聞いて、私は企業の際にお金は借りられるだけ借りようと思いました。
ですが、事業計画も何もない私にお金を貸してくれるところなんてあるのだろうか?
恥ずかしがりながらそんなことを聞いてみると、担当者は「ブルーさん、まずは経営に必要な4つの講習を受けませんか?この講習を受ければ経営の知識もつきますし、高い確率で日本政策金融公庫から低金利で借りられます。」と教えてくれた。
4つの講習
特定創業支援事業という支援制度が福岡市にはあります。
この支援制度は創業に必要な知識(経営、財務、販路開拓、人材育成)がすべて身につく講習が無料で受けられます。
また、4つの講習(経営、財務、販路開拓、人材育成)の全てを受けてから起業すると、登録免許税(会社設立時にかかる費用)が半額になるだけでなく、日本政策金融公庫からのお金が借りやすくなります。(審査はあります。)
すぐに起業するつもりだったんですが、何も下準備をしていなかったので、とりあえず、この4つの講習を受けてから起業することにしました。
お金の節約にもなるし、なにより、会社を起業、経営するにあたっての知識を身につけることができるからです。
とりあえず、この日は1回目の講習(経営)を翌日に予約して帰りました。
※特定創業支援事業のメリットを受けるには、1か月以上にわたって4つの講習(最低各1回)を受ける必要があるため、起業は1回目の講習を受けてから最短で1か月後になります。
計画を立てよう
この日、記念すべき第一回目の講習を受けてきました。
経営の講習を担当してくれた方と話していく中で、私に欠けているものがはっきりと見えてきました。
それは、事業の計画性です。
先日も言った通り、私は全く計画ゼロで事業を始めようとしていました。
そのため、担当の方から「ターゲットの客層は?」などと聞かれたときに答えることができませんでした。
●店舗面積は?⇒不明
●いくら必要なのか?⇒不明
●毎月の売り上げ予測は?⇒不明
●毎月のランニングコストは?⇒不明
話になりません。
とりあえず、帰って自分なりにリサーチしてみようと思います。