自分なりに見極めよう!通貨ペアの特性☆
FXでトレードする時、どの通貨ペアでトレードするか?を選ぶことも非常に
重要になります。それはどうしてか。まずはその説明からいきましょう!
①:自分の目線に合ったペアを探せ!
みなさんの時間軸トレードスタイルがあると思います。スキャ、デイ、スイングと
分類されますが、その時間軸にマッチした動きのペアを選ばないといけません。
②:読みやすい通貨ペアを探せ!
負けてもいいや!と考えるのは良くはありませんが、何となくでもチャートを見たら
予想が付きそうな通貨ペアがきっとあるはずです。
③:知っている国の通貨を探せ!
例えば「この国の事は良く知ってる!」というのがあれば、その国の通貨が絡んだ
ペアを選択する事も1つの正解例になり得ます。知識があれば、何が基準で好景気か
不景気かを見極めて取引ができます。
簡単には、この3つでしょうか。
通貨ペアの特性解説
さて、それぞれの通貨ペアの動き方について、私が分析した内容と利益の狙い方などに
ついて書きたいと思います。FX取引をする上で自分に合うペアがあるかもしれません。
是非参考にして頂ければと思います。
※あくまでも個人的見解ですので、その点はご容赦ください※
動き方 | 基本的にレンジ(定位置を上下)する。稀に時間帯別の取引量や 経済指標によって乱高下する。 |
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変動幅 | 1日で大きくて1円幅。指標や発言が無ければ 20銭(pips)~50銭(pisp)程度。 |
目安取引時間 | 最低1分~1時間程度、最大で1日。 |
向いている人 | 気長な人、放置できる人 |
動き方 | 別名【スネ夫】通貨。ユーロ or 円の強い方に着いていく 傾向があり、午前中は他の日本円ペアと同調。 午後(15時以降)からは、EUR/USD(ユーロ/アメリカドル) の動きに同調する傾向が強い。 |
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変動幅 | 過去に一瞬で3円~5円動いた事もあり、主要三大通貨の 1つである【ユーロ】を含むにも関わらず不安定。 指標や発言が無ければ40銭(pips)程度におさまる。 |
目安取引時間 | 最低1分~1時間程度、最大で1日。 |
向いている人 | メンタル強者、放置できる人 |
動き方 | 別名【殺人通貨】。一瞬で20銭(pips)を上下する。 かつてEU加盟国離脱の選挙の際に1日で30円の暴落を 記録した為替界の殺し屋。 主に16時以降に強い動きを見せ、日付が変わる 0時~1時にかけて、強烈に動く事が多い。 |
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変動幅 | 最低でも50銭(pips)は動きます。一日で2円を往復 することも多々あり。 |
目安取引時間 | 超短期(秒)若しくは超長期(週間単位) |
向いている人 | 秒速トレーダー、気の短い人、資金に相当の余裕がある人 |
動き方 | 一方通行と不動を繰り返す。1日を通して「まだ行くのかよ!」 と思わせんばかりの一方向への形を作る。 夜中1時以降、全く動かなくなる事も多くあり、朝4時頃から 徐々に動き始める。 |
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変動幅 | 1日を通しては、一方通行になれば70銭(pips)以上動く事も ありますが、動かない日は50銭(pips)以下の事もある。 |
目安取引時間 | 中長期(1時間以上) |
向いている人 | 兼業トレーダー |
動き方 | 世界最大の資源国通貨であるカナダドルは主に指標で強い 動きを見せる。雇用統計やGDP、政策金利が最たる例。 指標の予想値に対して正直に反応する。 |
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変動幅 | 1日を通しては20~50銭(pips)を往復する。経済指標の 発表時は一瞬で25銭(pips)を上下し、翌日頃まで方向性が 継続する傾向がある。 しかし、3日程度で指標発表時の地点まで戻る事が多々ある。 |
目安取引時間 | 長期(1日以上) |
向いている人 | 指標ギャンブラー、とにかく待てる人 |
動き方 | かつては午前は下がると言われていた通貨ペア。欧州市場が 開始される夕方16時~17時まで、大きな動きを見せない。 強い動きの本番は16時~夜中1時まで。 USD/JPY(アメリカドル/日本円)と逆相関関係にあると トレーダーからは認識されている。※諸説あり 一方通行より、ドル円より強い上下動を繰り返す傾向がある。 |
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変動幅 | 1時間で20銭(pips)上下すれば良い方。 特にECB総裁発言やアメリカの経済指標に反応する傾向あり。 |
目安取引時間 | 中長期(1時間以上) |
向いている人 | 含み損に動じない人 |
動き方 | 午前から16時頃までは、ほぼ動かない。1時間に 20銭(pips)程度。本番は欧州市場開始後はEUR/USDと 似た動きになり、22時以降はGBP/JPYと同調する動きに なりがち。夜中1時以降は、小幅レンジとなる傾向にある。 |
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変動幅 | 最低でも50銭(pips)は動きます。一日で2円を往復 することも多々あり。特に夜中はポンド円と同じ。 |
目安取引時間 | 超短期(秒)若しくは超長期(週間単位) |
向いている人 | 秒速トレーダー、気の短い人、資金に相当の余裕がある人 |
特性を見極めたら、戦略を立てよう
一部のペアの特性を書きましたが、自分の性格やスタイルに合った通貨ペアを
選ぶことが、勝利への近道と言っても過言ではないと思います。
フィーリングなんて論理的に説明がつきませんが、「感覚」も大事だとは思います。
しかし、なりふり構わず取引する事は正しいとは言えません。
その中でも、
・エントリーポイントを探す
・利益確定させる位置を取引開始前に決める
・損失確定させる位置を取引開始前に決める
・何ロットで取引するかを取引開始前に決める
と、まずルールを決めます。
そして、この通貨はこういう動きをするから、ここを狙おう!という戦略を
立てて実践してください!
特性を活かした取引戦略は、何れ記事にしようと思います( *´艸`)